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ケディカルプロセス・・・硬質Niめっき |
■特徴
硬質ニッケルめっきは 皮膜にホウ素を1%含有し、ニッケル・リン、
電気めっきよりも皮膜が硬い
無電解ニッケルめっきです。
電気めっき皮膜に比べて、
ピンホールが少なく
耐食性が良く、硬さについては、400℃以上で熱処理すると、ビッカース硬度で750Hvと、
硬質クロムメッキに匹敵し、耐磨耗性等、すぐれた特性をもっています。また、皮膜は
不動態化速度が遅く、時間経過後のはんだ付け性の低下が少ない特徴を有し、ニッケル・リン皮膜と比べて電気抵抗が低いため、コネクタ部品に使用されています。
■めっき皮膜の特徴 |
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硬質Niめっき |
無電解Ni‐リン
リン含有率
8〜10% |
Ni含有(%) |
99.0以上 |
90〜92% |
硬度(HV) |
750以上 |
500〜600 |
磁性 |
強磁性 |
非磁性
(熱により磁性) |
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■主な用途
セラミックスパッケージ、コンデンサ、プリント基板、コネクタ部品、シャフト |
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