次世代放射光施設『Nano Terasu』を活用し研究開発に取り組んでいます
2025年12月12日
「3GeV高輝度放射光施設 NanoTerasu」(宮城県仙台市)は、
2024年4月より本格稼働を開始した次世代放射光施設で、
ナノレベルの構造解析を可能にする世界トップクラスの研究拠点です。
電子を加速器によりほぼ光の速さまで加速し、
太陽光の約10億倍にも及ぶとても明るい放射光というX線を発生させ、
物質に照らすことにより観察を行います。
これまで見えなかった表面の細かな構造や性質を詳しく調べることができます。
弊社ではナノテラスの利用に向けて実地研修や講習会に参加し、
施設の使い方やデータの活用方法について学んできました。
表面処理業界では非常に重要となる表面構造を理解し、
プロセス毎の変化などを捉えることで技術開発や課題解決に繋げております。
ナノテラスで得られる新しい発見をものづくりに活かしながら、
技術力の向上を目指してまいります。
