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河北新報掲載 「富県宮城グランプリ 仙台・ケディカと石巻・山大が受賞」

2019年02月01日

県内産業の発展や地域経済の活性化に寄与した企業や個人に贈る「富県宮城グランプリ」の表彰式が1月31日、県庁であった。総合表面処理のケディカ(仙台市)、製材業の山大(石巻市)がグランプリに選ばれた。

ケディカは電子機器や自動車部品で培った自社技術を高め、医療分野に参入。東北大と連携した自社製品開発などが評価された。三浦智成社長は「表面処理技術で地域社会に貢献したい」と誓った。

県内最大の製材工場を有する山大は、県産杉を主体とした製品供給の仕組みを構築して林業振興に貢献した。高橋暢介社長は「今後も県産材の普及に取り組みたい」と意気込んだ。

表彰状を手渡した村井嘉浩知事は「会社を発展させ、宮城の経済を貢献してほしい」と激励した。富県宮城グランプリは2008年創設。東日本大震災の影響で11年~14年度は休止し、15年度に再開した。

他の受賞団体は次の通り。
ものづくり産業振興部門賞 北光(栗原市)▽「宮城の食」振興部門賞 丸山(蔵王町)▽地域産業革新部門賞 南三陸志津川さんさん商店会(南三陸町)