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七十七ビジネス情報に掲載されました「第22回七十七ビジネス大賞受賞企業インタビュー」

2020年07月29日

七十七ビジネス情報 第90号に弊社代表取締役 三浦 智成のインタビュー記事が掲載されました。

 

<一部抜粋>

七十七ビジネス大賞受賞企業インタビュー

「総合表面処理メーカーとして培ったノウハウを活かし新技術開発へ挑戦、地域のリーディングカンパニーを目指す」

 

総合表面処理メーカー

―事業内容について教えて下さい。

 当社の事業内容は大きく分けて3つあります。まず1つ目は表面処理事業です。めっき処理をはじめとした、製品への塗装や研磨といった処理を施します。通常、製造業というと、その分野に特化して製造を行っている会社が多いのですが、表面処理はあらゆる分野の製品で必要となる事業です。よって、当社が携わっている業種は小さい精密機器から自動車関連まで多岐にわたります。
 2つ目は環境計量事業です。表面処理を行う上で必ず成分を分析する工程が伴うので、その当社の分析技術を活かして、河川や工場排水などの水質検査や土壌検査を行う計量証明事業と作業環境測定事業に取り組んでいます。作業環境測定で、粉塵、有機物、特化物、金属など人体に影響を及ぼすものがきちんと国が定める法定基準を満たしているかという分析を行い、しっかりその基準を守っていれば、従業員はより健康的に、働きやすくなります。環境ヘの配慮というのは特に心掛けていることでもありますし、この事業を通して周辺の企業にもお役に立てればいいなと思っております。
 3つ目が医療関連事業です。ケディクリーンの開発以外にもCTや人工呼吸器といった医療器具の部品製造にも携わっており、今後も事業を拡大していきたいと考えております。

 

ケディクリーン

―ケディクリーンについて教えて下さい。

 医療用器具に付着するタンパク質系の汚れと歯科等で使用するセメントを総合的に除去する洗浄剤です。開発のきっかけは、元々連携のあった宮城県の新産業振興課から東北大学病院で行っているAcademic Science Unit、いわゆるASUを紹介され、2014年から参加したことです。このASUという取組みは、東北大学病院の中を自由に見て会社の技術を活かせそうなものを探し、事業に繁げるというものです。最初にその内容を聞いた際、ぜひ参加してみたいと思いました。その取組みを通し色々な分野の方にお話を聞く中で、材料部で医療器具の洗浄に非常に苦労しているという話がありました。手術器具や歯科用器具というのは、血液や体液といったタンパク質の汚れと、型を取る時などに使用するセメント系の汚れが付着します。それを洗浄するためには、複数の薬品を使用し、セメント系の汚れをしっかり落とすためにブラシ掛けを行う必要があるとのことでした。そして、その方法だと手間や時間、人件費がかかるとともに、器具を直接ブラシ掛けすることで危険も伴うため、器具を使い捨てにしているケースもあるという状況でした。
 そこで当社の洗浄技術を活かせないかと考えました。表面処理の工程では始めに製品の洗浄作業が必要です。表面処理を施す前に油や汚れをされいに除去してまっさらな状態にしないと、表面処理の加工が製品にうまくできません。高い洗浄技術というのは元々当社でもっていたので、それを応用して洗浄工程の短縮や様々な汚れをまとめて除去することができる洗浄剤の開発に取り組みました。

 

人との繋がりを大事に

―会社経営で大切だと思うことについて教えて下さい。

 やはり大切なことは、人です。人を大事にする、それに尽きるかなと思っています。それは社内の社員の教育やレベルアップに尽力するということも含め、周りの人との繁がりを大事にするということです。横の連携、縦の連携はもちろん、業界を超えたところの繋がりなど全ての人との繁がりを私自身これまでも1番大事にしてきましたし、これからも大事にしていきたいです。アドバイスというほどのことではないかもしれませんが、それは常に考えておくべきことだと思います。